PROFILE

1981年埼玉県生まれ、陸前高田市在住。あすなろホーム所属。
中学生の時に母親の故郷である陸前高田に家族で移住。知的障害を持ちながらも、幼い頃から絵を描くことに熱心でした。津波からは家族と共に九死に一生を得るも、自宅は流され、200点以上の全ての作品が流失し、仲の良かった近所の人々も大勢が犠牲になり、震災後しばらくは、ショックで絵を描くことができませんでした。 のちに亡くなった人がフクロウとなって街を見守る姿や、かさ上げが進み変わっていく街の風景を鎮魂の思いと共に震災を題材とした絵画を中心に創作活動を再スタートしました。数々の展示会に積極的に出品、油彩画やアクリル画などのペインティングを中心に、独特な濃い色遣いと、力強い筆致で描いています。モチーフの多くは、家族をはじめとする身近な人たち、また幼い頃から親しみ愛している動物たちです。数年前からは震災のテーマを離れ、幸福を呼ぶというフクロウ等を身近な人たちの安らぎを願って描いてきました。
現在は、初めて乗った飛行機から見た富士山に魅了され、心の感性でその姿を表現しています。

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REPORT
シンガポールと絆の絵画 陸前高田市に寄贈

東日本大震災で同市を支援したシンガポールとの友好を記念して制作した絵画2点(「虹の架け橋・マーライオン」「奇跡の一本松」)を同市に寄贈しました。(2020年東京オリンピック・パラリンピック大会に向け、同市がシンガポール共和国のホストタウンとして登録されたことを受けて制作)双方の地域を結ぶ象徴としてシンガポールのマーライオンと陸前高田の奇跡の一本松が描かれてます。マーライオンの口から出ている水は二つの地域を結ぶ虹をイメージしており、マーライオンと一本松は〝対〟になる友好のシンボルと考え、この絵が両者のかけ橋となってくれることを願っています。市からは返礼として、2枚の絵をポストカードにして贈呈されました。

シンガポール赤十字社による被災地支援の基金を活用して建設された、高田町のコミュニティホールで絵画の贈呈式が開催され、同共和国の訪日旅行会社のツアーで訪れたシンガポール人旅行者ら24人が立ち寄った。ツアー参加者のキャサリン・ヨーさんは「シンガポールを代表するマーライオンがモチーフになっているのが素晴らしい。シンガポールはいろんな民族がいる多国籍社会で、異なる文化を広く受け入れようという気持ちが強い。陸前高田の人たちも、私たちの文化を理解しようとしてくれているのがうれしい」と喜んでいた。

TOPIX
「星に語りて~Starry Sky~」

東日本大震災時の障害者と支援者の物語「星に語りて~Starry Sky~」

舞台の一つは陸前高田市。松本動(ゆるぐ)監督は「福祉に関心がない人にも見てほしい」と呼び掛けている。映画の冒頭、陸前高田市の障害者が働く作業所が、大きな揺れに襲われる。仲間が亡くなり、利用者は深く傷付く。一方、福島第1原子力発電所の事故で避難を余儀なくされた福島県南相馬市では、支援者たちが障害者の安否確認をしようとするが、個人情報保護法の壁に直面する...。
映画は障害者の共同作業所などでつくる組織「きょうされん」が40周年記念事業として製作した。

パン工房 母笑(ががにこ)

  • 岩手県産の強力粉(ゆきちから)や陸前高田産の小豆やゴボウなど、地元産の食材にこだわった1つ1つ手作りのパンです。

  • バケットをトースターで焼き、ハチミツをぬり、その上にブラックペッパーをふりかけて出来上がり

  • 「きんぴらパン」は、口コミで評判となり、すぐに売り切れてしまうこともありますのでお早めにどうぞ

  • 体に優しい手作りパンは、具材がたっぷり、種類も豊富で大人気。売り切れる前にお早めにどうぞ。

飛鳥サロン&母笑(GAGANICO)

  • 〒029-2202
    岩手県陸前高田市横田町字黄金山38-5

    TEL 0192-54-2232

    e-Mail atorie.tazaki123@docomo.ne.jp

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